パニック障害の注意点とは
パニック障害という概念の歴史が浅いこともあり、中高年医師がこの概念を
学生時代には学んでいないため、精神科もしくは心療内科以外の診療科では
パニック障害の診断が困難となる場合があります。
また、パニック障害の患者側も、心臓など身体に問題があるととらえてしま
い別の診療科を回ってしまう場合も多くあります。
これらの条件のため、パニック障害では長期間適切な診断がなされない場合
があることを念頭に置いておく必要があります。このため、パニック障害の
疑いがあると思うときには、精神科・神経科・心療内科を受診する必要がパ
ニック障害においては非常に重要です。
パニック障害の予期不安や広場恐怖により社会的に隔絶された状態が続くと
そのストレスや自信喪失などによってパニック障害からさらにうつ状態とな
ることも少なくありません。
元来うつの症状が見られなかったパニック障害患者でも、繰り返し起こるパ
ニック発作によって不安が慢性化していくことでパニック障害からうつ状態
を併発し、実際にうつ病と診断されるケースもパニック障害では多く報告さ
れています。
但し、これはパニック障害のパニック発作に起因して二次的に発症した別
個の疾病であり、パニック障害そのものの症状とは分けて考える必要がある
というのが一般的でなようです。
パニック障害は内科などで診断されると風邪などで済まされる場合がありま
す。
理由としては、パニック障害では、血液検査や脳波、心電図などをとっても
異常が見当たらずその症状などからパニック障害は風邪としか診断されない
のです。
もしこのようなパニック障害の症状が出ていて、色々な病院にいっても異常
がない場合は、パニック障害の専門家である精神科に相談しましょう。